「ミニマリスト」的な身軽な暮らしを意識して暮らしを整えてきた私は、社会人になってから引っ越しを10回以上経験しています。
今回は家から数百メートル先への引っ越し。とはいえ、同じ団地内での「部屋変え」でした。11月から家賃が値上がりすること、そして私自身が無職になるタイミングが重なり、「今こそ暮らしを軽くしよう」と決めたのです。距離は短くても、暮らしをまるごと見直すには十分なきっかけになりました。
私は住まいへのこだわりが強く、過去には半年で住み替えたこともあります。「今の暮らしがしっくりこない」と感じたら、環境を変えて自分に合う形を探してきました。
そんな引っ越し多めの生活で痛感したのは、引っ越しの大変さを決めるのは“荷物の量”だということです。だから私は、断捨離で頑張るよりも先に、荷物を増やさない仕組みを作ることを優先してきました。この記事では、引っ越し10回の経験からたどり着いた「身軽で快適な暮らし方」を、具体的なルールとしてまとめます。
引っ越しを続けて見えてきた「暮らしやすさ」
半年で住み替えたこともある私の住まい遍歴
住まいへのこだわりが強く、「しっくりこない」と感じたら環境を変えてきました。そうやってトライ&エラーを繰り返す中で、自分にとっての「暮らしやすさ」を探してきました。
引っ越しが多い人ほど“物の量”が人生を左右する
引っ越しが多いほど、荷物の重さがそのまま負担になります。だからこそ私は、物を減らすより先に「増やさない仕組み」を意識するようになりました。
引っ越しが多い人ほど「断捨離」より“増やさない仕組み”が大事
ミニマリストというと「捨てる」イメージが強いですが、私にとっては「増やさない」ほうが効きました。引っ越しを繰り返すほど、過去の部屋に合わせて買った物が足かせになります。だからこそ、買う前の判断が何より大事です。
私は買い物のとき、次の3つを自問します。
- 次の家でも使えるか
- 一人で運べるか、手放すのは簡単か(ジモティーで売れるか)
- これが増えたら、引っ越しが大変になるか
ここで迷うなら、たいてい「今は買わなくていい」という合図です。勢いで増やした物ほど、引っ越しのときに後悔しやすいからです。
ミニマリスト引っ越し|荷物を増やさない買い方ルール
物を増やさないために私がやっていることは、地味ですが効果があります。
まず、「置き場所が決まらない物は買わない」。置き場所が決まらない=どこかに仮置きされ、そのまま定住してしまいます。仮置きが増えるほど、部屋は散らかり、引っ越しの箱詰めも面倒になります。
次に、「同じ役割の物を増やさない」。収納ケースや便利グッズは特に要注意です。気づくと“あるのに買う”が発生します。これは荷物を増やす最大の原因のひとつです。
そして最後に、「手放し方まで決めておく」。粗大ごみになる家具は特に慎重になります。解体できるか、譲れるか、捨てる手間はどうか。未来の自分が困らない買い方を意識しています。
引っ越しを前提としたインテリア選びの工夫
家具選びの基準はシンプルです。「一人で数分以内に動かせること」。私は気分や季節で模様替えもするので、動かせる家具は暮らしの自由度を上げてくれます。
私が買うのは基本的に、次のどれかに当てはまるものです。
- 折りたためる
- キャスターが付いてる
- 簡単に解体できる(できれば一人で数分)
一人で動かせる家具だけを選ぶ
たとえば、椅子は折りたたみ式、テーブルはキャスター付きの折りたたみ式を選んでいます。折りたたみでも安っぽく見えないものを選べば、部屋の雰囲気も崩れません。昇降式なら、食事にもデスク作業にも使えて一石二鳥です。
ソファだけは折りたたみではありませんが、ジモティーで譲っていただいたので、引っ越しのタイミングで手放せばいいと割り切っています。「持ち続ける前提にしない」ことも、身軽さにつながります。
たとえば、椅子は折り畳み式、テーブルはキャスター付きの折りたたみ式。
👇こちらは実際にリビングに使用している。折りたたみ式でもチープに見えず、昇降式で高さを自由に調整できるのも良い。リビングではなく、デスク用としても良い。一人ぐらにはちょうど良い大きさだ。
他にも、こんな物も折りたたみなのかと思うものも折りたたみ式を購入。この折りたたみ式全身鏡は、折りたためるだけでなく、割れなく、軽いので持ち運びも楽々。
ストレッチ、ダンス、ヨガを部屋でする際にはこの鏡が役立っている。使わないときは折りたたんで収納できるので場所を取ることもなく重宝してます。
ベッドは持たない(ベッドなし生活のメリット)
私の部屋にベッドはありません。理由は単純で、重い・運べない・場所を取るからです。代わりに「折りたたみ式のすのこ」と「折りたたみマットレス(または敷き布団)」で運用しています。
👇他にも当たり前だと思っていたもの捨てたことのメリットをこちらで書いてます
ベッドを手放すと、引っ越しがラクになるだけでなく、普段の生活も整いやすくなります。毎日布団を畳むことで床が広く使えますし、掃除がしやすくなります。部屋が狭くても「毎日リセットできる余白」が残るので、気持ちまで軽くなる感覚がありました。
寝具は少しだけこだわって、寝心地の良いものを選んでいます。以前はエアーベッドも試しましたが、私には合わず断念しました。今は、折りたためるすのこ+畳めるマットレス(または敷き布団)に落ち着いています。引っ越し前日に「寝具がすぐ片付く」だけでも、段取りのストレスがかなり減ります。
筆者が使用してるのは、ZERO STYLEというやつ⏬
収納家具を減らし、「見える収納」で管理
私が物を増やしてしまう原因のひとつは、「持っていることを忘れる」ことでした。引っ越しのたびに「こんなのあったんだ」と出てきて、その瞬間に罪悪感が湧きます。だからこそ私は、収納家具を増やして隠すよりも、見える形で持ち物を管理するほうを選びました。
具体的には、次のような工夫です。
- 吊るす収納:よく使うものだけを吊るす(“全部吊るす”と逆にごちゃつきます)
- 縦の空間を使う:突っ張り棚や突っ張りラックで上方向に収納を作ります
- 透明ケース:中身が見えるものに統一し、同じ用途の物は同じ場所にまとめる
- ペグボード(有孔ボード):壁面に“見える定位置”を作る
見える収納にすると、「何を持っているか」が常に把握できるので、重複買いが減ります。探し物のストレスも減り、結果的に時間もお金も節約につながりました。
👇洋服を見える化させてみたという記事で洋服の断捨離について書いてます
引っ越し費用を抑えるには「運ぶより手放す基準」を決める
引っ越し費用を下げたいとき、私はまず「運ぶか/手放すか」を整理します。引っ越しが多いほど、運搬費・時間・体力のコストが積み重なるからです。
私の手放す基準は、わかりやすく次の3つです。
- 次の家で使うイメージが湧かないもの
- 重い・大きい・解体できないのに、代替できるもの(ベッドや大型収納など)
- “今の家に合わせて買った”もの(サイズや色、置き方が限定されるもの)
逆に、運ぶ価値があるのは「暮らしの土台になるもの」です。寝具やよく使う調理器具など、生活の満足度に直結するものは、無理に手放さないほうが結果的にラクでした。
私がUR賃貸を選ぶ理由(引っ越しが多い人と相性がいい)
住まいの選択も、身軽さに影響します。私はこれまでシェアハウス、ルームシェア、レオパレスなどいろいろ試してきましたが、今の自分に合っているのはUR賃貸だと感じています。
引っ越しが多い人にとっては、初期費用や契約のハードルが低いほど動きやすくなります。URについては別記事で詳しくまとめているので、気になる方はこちらも読んでみてください。
まとめ:断捨離は“捨てる”より“増やさない仕組み”が大事

「引っ越し 断捨離 ミニマリスト」として暮らしを整える中で、私がいちばん強く感じたのは、頑張って捨てるよりも、増やさない仕組みを作るほうが再現性が高いということでした。
- 一人で動かせる家具だけにする
- ベッドを持たず、寝具を軽くする
- 収納家具を増やさず、見える収納で管理する
- 迷う買い物をしない(置き場所と手放し方まで決める)
- 運ぶより手放す基準を持つ
この5つがあるだけで、狭い部屋でも快適に過ごせますし、引っ越しのたびに暮らしが崩れることも減りました。
ミニマリストは「不要な物を捨てること」だけではありません。自分の理想の暮らしに必要な物を選び、増やさない工夫を重ねていくことでもあります。人それぞれ、心地いい暮らし方は違います。だからこそ私は、引っ越しを重ねながら、これからも“自分にちょうどいい身軽さ”を探していきます。













コメント