ミニマリスト的「持っている服をすべてリスト化してみた」|自分のワードローブの現実と向き合う日

暮らし

気づいたら、同じような服を2枚持っていた。
気づいたら、どの服も似たようなトーン、似たような色。
そして、いざ出かける時には「何を着よう…」と迷ってしまう。

そんな経験、ありませんか?

新しい服を買うたびに「今持っている服に合うかな」と悩む。
それでも気づけば、クローゼットの中は似た服ばかり。
結果的に、着る服はいつも同じ――。

私もまさにそんな状態でした。
「ミニマリストに憧れて服を減らしたはずなのに、なんだかスッキリしない」
そこで一度、自分がどんな服をどれだけ持っているのか、
すべて書き出して“見える化”してみることにしたのです。


実践:全ての洋服を写真に撮影、リスト化、分類

「服が多い気がするけど、実際どれだけあるんだろう?」
そう思い立ち、まずは**持っている洋服をすべて“見える化”**することにしました。

最初にやったのは、とにかく全部の服をクローゼットから出すこと。
引き出しの奥、収納ボックス、洗濯待ちの服まで、ひとつ残らず並べます。
ベッドの上が服の山になる瞬間は、ちょっとした衝撃です。

ステップ1:すべての服を写真に撮る

トップス、ボトムス、アウター、小物まで、カテゴリごとに広げて撮影します。実は、この作業が結構しんどい。
洋服の数が多い人は、シーズンごと、数日に分けて行うのがおすすめです。
春夏と秋冬で分けると、負担も少なく、続けやすくなります。

明るい場所で、服全体が分かるように撮るのがポイント。
自然光が入る昼間に、床やテーブルの上で撮るときれいに写ります。

メルカリなどで売る可能性がある服は、
後から撮り直さなくても済むように、以下のように複数枚撮っておきましょう。

  • 全体(正面・背面)
  • 素材感の分かるアップ
  • タグやサイズ表記

この時に服の状態も一緒に確認します。
小さなシミ、毛玉、色あせをチェックしておくと、手放すか残すかの判断がしやすくなります。


ステップ2:リスト化して見える化

写真を撮ったら、notionやスプレッドシートを使ってリスト化していきます。ここも手間ですが、少しの辛抱。一度作ってしまえば管理は楽です!

私はnotionを使用しました。
リストに書くことで、自分の持ち物の全体像がはっきり見えてきます。

notionだとギャラリービューが使えて、洋服を一覧で見やすいのでおすすめです。


ステップ3:分類

次はリスト化したものを分類してきます。最低限、色・季節・種類(トップス、ボトムス、スカート、ワンピースなど)に分類しましょう。

私の場合、メルカリで売ることを想定しサイズ、ブランド名、状態、柄も記入しました。

ステップ4:“偏り”をチェック

ここまでくると、今持っている洋服が見える化されて整理できるようになります。

カテゴリアイテム枚数メモ
トップス白Tシャツ/ボーダーT/リネンシャツ7白Tが2枚重複
ボトムスデニム/黒パンツ/リネンスカート6スカートは花柄が多い、ほとんど着てないものもあり。使用頻度は低め。
アウタージャケット/薄手コート4出番が少ない
部屋着・パジャマスウェット上下2着古し気味
スニーカー/サンダル5スニーカーが万能
バッグトート/ショルダー2どちらもベージュ系
合計16点

数字で見ると、思っていたより多いことに気づきました。似たような服が重なっていたり、数年着ていない服もちらほら。使用頻度が低い洋服など、あったことを忘れていた洋服などもありました。

現状分析:リスト化してみての気づき

ここまでリスト化すると、自分の洋服選びのクセが見えてくると思います。

私の場合、

  • 色別: 白・ベージュ・グレーが多い。
  • 柄:ストライプの洋服が多い。
  • 季節別: 春秋中心、真夏・真冬の服が少ない
  • 用途別: 普段着中心で、フォーマルが少ない

こうして分けると、自分の“服のクセ”がよく分かります。
私の場合、落ち着いた色ばかり選んでいて、結果的に似た印象のコーデばかりになっていました。

リストを作るメリット

  • メルカリ出品が簡単になる
  • 断捨離する洋服を選ぶのが楽
  • 新しい洋服を購入する際に迷わない、被らない
  • 自分の癖、好みが見えてくる。
  • コーディネートがしやすくなる。

ワードローブを見直す3つのステップ

次は、作成したリストを基にワードローブを見直していきます。

1. 重複を減らす

同じ用途の服を見比べて、“残したい1枚”、もしくは2枚を選びます。
「どれを捨てるか」ではなく、「どれを残したいか」で考えると、
自然とお気に入りだけが残ります。

2. 着回しの軸を決める

生活に合った服の方向性を決めましょう。在宅が多いのか?会社勤めでフォーマルな洋服が多いのか?

私の場合在宅ワークだったので、「家でも外でも心地よく着られる服」。を軸に、着心地を優先して選びました。 着心地が良いものは残して、きてもあまり心地よくないな、しっくりこないなと思うものは手放す様にしました。また、自分の軸を持つことで、見た目だけの衝動買いや無駄な買い足しが減りました。

3. 上限を決める

あた自分の生活に合った季節毎の服の数の目安を決めると、管理がラクになります。私の場合、季節毎に以下の数を上限にして、新しいものを買い足す場合メルカリで売って、買い足す様にしています。

カテゴリ目安枚数
トップス6〜8枚
ボトムス3〜4枚
アウター2枚
2〜3足
バッグ2つ

すべての服が見える状態だと、選ぶストレスが減り、毎日のコーデが驚くほどスムーズになりました。

まとめ:服のリスト化で見えた“本当に好きな服”

服をリスト化して見直す作業は、単なる整理ではなく、自分を知るための時間だと感じました。

よく着る服、なんとなくの服、手放したい服。それぞれに今の自分の価値観が映っていました。

私の場合残ったのは、

  • 着るたびに心地いい
  • シルエットがしっくりくる
  • 自分らしさを感じる

そんな服だけでした。

服を整えることは、心を整えること。少ない服でも十分満たされる。それが、ミニマリスト的ワードローブの心地よさだと思います。

また、一度リストを作ってしまい、新しい服が入ってきた時にリストに追加する事を習慣づければメルカリで出品する際の手間も省け、管理もシステム化できますのでおすすめです。

洋服の管理に困っている人はぜひ参考にしてみてください。

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