「団地に一人暮らし」と聞いて、あなたはどんなイメージを持ちますか?
シェアハウスも経験してきた私がUR賃貸での団地一人暮らしを検討し始めたのは、今から約3年前。都内で広めの部屋に住みたいけれど、家賃は抑えたい。保証人もいないし、いつまで住むかも決まっていない——そんな状況で物件を探していたとき、UR賃貸という選択肢に出会いました。
現在は都内23区内のUR団地で、2DKの部屋に一人暮らしをしています。家賃は74,000円。一度引っ越しも経験し、今年で3年目になります。
正直、最初は不安でした。「女性一人で団地って大丈夫なの?」「古い建物って怖くない?」そんな疑問が頭をよぎりました。でも、実際に住んでみると、想像とは全く違いました。
UR賃貸を選んだ最大の理由は、保証人不要・礼金なし・更新料なし・契約の縛りなしという自由度の高さ。短期でも柔軟に住み替えができて、初期費用も抑えられる。それでいて、広さは譲りたくなかった私にとって、2DKという選択肢が現実的な価格で手に入るのは大きな魅力でした。
この記事では、実際にUR団地で一人暮らしをしている女性の視点から、リアルな暮らしぶりをお伝えします。
団地で一人暮らしは女性でもできる?

結論から言うと、団地での女性一人暮らしは十分に可能です。実際、私の住んでいるUR団地でも、単身の女性や若い世代の入居者を見かけることは珍しくありません。
公営団地やUR賃貸は、現在は単身入居も広く認められており、年齢・性別・家族構成を問わず、条件を満たせば誰でも入居できるのが大きな特徴。民間賃貸との大きな違いは、保証人不要・礼金なし・仲介手数料なし・更新料なしという点です。
私も最初は不安がありました。「治安は大丈夫?」「建物が古くて怖い」「近所付き合いが濃そう」——でも、実際に住んでみると、これらの不安はほとんど杞憂でした。近所付き合いに関しても、回覧板が回ってくるわけでもなければ、ご近所さんがいきなりピンポンしてくることもありません。適度な距離感が保たれた、静かで心地よい暮らしが実現できています。
UR賃貸を選んだ理由と入居条件
UR賃貸の一人暮らし条件
UR賃貸に入居するための条件はシンプルです。基本的には月額家賃の4倍以上の月収があることが目安。たとえば家賃7万円なら、月収28万円以上が必要です。ただし、貯蓄額で審査を受けることも可能で、家賃の100倍程度の貯蓄があれば収入基準を満たしていなくても入居できるケースがあります。
年齢制限はなく、審査は基本的に収入証明の提出がメイン。「きちんと家賃を払える収入があるか」が最も重視されるため、私の場合もスムーズに審査が通りました。
実際にかかった初期費用と家賃
私が現在住んでいるのは、都内23区内の2DK、家賃74,000円の物件です。初期費用は敷金2か月分と日割り家賃で、合計約17万円程度でした。
民間賃貸のワンルーム(7〜8万円)と比較すると、初期費用の安さは一目瞭然。民間なら礼金2か月、仲介手数料1か月、保証会社費用などが加わり、初期費用だけで50万円近くかかることも珍しくありません。
敷金礼金更新料なしというのは、想像以上に心の余裕を生みます。2年ごとに更新料を払う必要がないため、長く住めば住むほどお得。家賃を抑えられることで、趣味や貯蓄に回せるお金が増え、生活全体に余裕が生まれました。
女性目線で感じた団地暮らしの安心感

住む前に最も気になっていたのが、やはり安全面でした。でも、実際に住み始めてみると、予想以上に安心できる環境だったのです。
私の住んでいるUR団地は、高齢者とファミリー層が多いのが特徴。団地の敷地内は外灯がしっかり整備されており、夜の帰宅時も「怖い」と感じたことは一度もありません。むしろ、民間の単身向けワンルームマンションより、住民の目があって安心感があるくらいです。
1階にスーパーとドラッグストアがあるため、仕事帰りにさっと買い物を済ませられるのも便利。24時間利用可能なゴミ置き場もあり、自分のペースで生活できるのは本当にありがたいです。
騒音についても、予想とは違いました。最初に住んでいた角部屋では、隣や上下の音はほとんど気になりませんでした。引っ越して今の部屋(中部屋)に移ってからは、たまに上の階から「ドン」という音が聞こえることがありますが、日常的に気になるレベルではありません。全体的に、団地は想像以上に静かです。
団地一人暮らしのメリットとデメリット
住んでわかったメリット
家賃の安さと部屋の広さが何よりも大きいです。都内23区内で2DKが74,000円というのは、民間賃貸では考えられない価格帯。一人暮らしで2DKは贅沢かもしれませんが、この広さがあるからこそ、心にゆとりが生まれます。
団地は道路から離れた場所にあることが多いため、周囲が静かなのも魅力。窓を開けても聞こえるのは鳥の鳴き声や風の音です。敷地内には緑が多く、管理事務所がしっかり手入れをしてくれているので、心が落ち着く環境。団地の間取りはシンプルで、家具の配置が自由で、インテリアを楽しめるのも嬉しいポイントです。
正直に感じたデメリット
もちろん、良いことばかりではありません。やはり築年数が経っている分、設備や見た目の古さは否めません。エレベーターがない物件も多く、重い荷物を運ぶときは不便です。
冬の寒さ・夏の暑さも気になります。断熱性能が現代の建物ほど高くないため、光熱費がかかることは覚悟が必要。トイレが電気便座ではないのも地味に不便です。
物件によっては、マナーの悪い住民がいることもあるようですが、何かトラブルがあれば管理事務所に相談できるので、解決しやすいのは安心材料です。
それでも続けたい理由は、デメリットを上回るメリットがあるから。家賃の安さ、部屋の広さ、静かな環境——これらは、私にとって何よりも大切なものです。
古い団地でも心地よく暮らす工夫
私の部屋は2DKなので、寝室と作業部屋を分けています。部屋ごとに役割を分けることで、生活にメリハリが生まれ、在宅勤務の効率も上がりました。一人暮らしだからこそ、この広さを存分に楽しめます。
インテリアは、北欧風のシンプルな家具を中心に、ヴィンテージの小物を少し混ぜています。団地の間取りはシンプルで無駄がない分、どんなテイストの家具も合わせやすいです。大掛かりなリフォームはせず、ラグや照明を工夫して、手軽にできる範囲で自分らしさを出すことを楽しんでいます。
団地一人暮らしはどんな人に向いている?
向いている人の特徴
- 家賃を抑えたい
- 広々とした部屋に住みたい
- 余計な費用(礼金・更新料)を払いたくない
- 短期で住みたい、住む期間が定まっていない
- 静かに暮らしたい
- 古さを楽しめる
向いていない人の特徴
- 最新設備(オートロック、電気便座など)を重視
- 都心ワンルーム志向
- 音に敏感
団地で一人暮らしを考えている女性へ
3年前の私は、「団地に住む」ことに少し抵抗がありました。でも、それは完全に思い込みでした。実際に住んでみて分かったのは、自分にとって何が大切かを見極めることの重要性です。
家賃を抑えて、広い部屋で、静かに暮らす。それだけで、心に余裕が生まれました。友人を団地に招待したら、予想に反して「いいじゃん!」「広くて羨ましい」と言われることが多く、驚きました。不安も、ほとんどが杞憂でした。
UR賃貸は、「とりあえず住んでみて、合わなかったら引っ越せばいい」という気軽さがあります。もし今迷っているなら、まずは一度内見に行ってみてください。自分の感覚を信じて、「ここなら暮らせそう」と思えたなら、きっと大丈夫です。
まとめ
団地での一人暮らしは、女性にとって十分現実的な選択肢です。UR賃貸なら、条件もシンプルで、家賃も抑えられ、安心感もある。古さや不便さはありますが、それを上回るメリットがあります。
私はこの3年間、団地で暮らしてきて、本当に良かったと思っています。「古い」より「心地よい」を選ぶ暮らし——それが、私にとっての団地一人暮らしです。
もしあなたが、家賃を抑えて広い部屋に住みたい、自分らしく暮らしたいと思っているなら、団地という選択肢を検討してみてください。思っているより、ずっと快適な暮らしが待っているかもしれません






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