頑張りすぎた心を休める:燃え尽き症候群から立ち直り、ミニマリストを目指した理由

日記

「もう何もしたくない」と思ったことはありますか?
かつての私は、毎日を全力で走っていました。
仕事も、家事も、人間関係も——どれも「ちゃんとやらなきゃ」と肩に力を入れて。

でも、ある日突然、体も心も動かなくなりました。スイッチが切れたように突然。
それまで大切にしていたことに、それまで頑張ってたものに何の興味も湧かない。
朝起きても、何もする気が起きない。それが、私の燃え尽き症候群との出会いでした。

燃え尽き症候群(バーンアウト)とは、頑張り続けた人の心が静かに疲れてしまう状態です。
それまで当たり前のように動いていた気力が、ある日ふっと切れる。
「怠けてるわけじゃないのに、何もできない、やる気が入らない」——それが一番つらい感覚でした。

燃え尽き症候群だと気づいたきっかけ

最初は、ただの疲れだと思っていました。
「少し休めば戻るだろう」と思っていたけれど、何日経っても気力が戻らない。
SNSを見るのも、友達に返信するのも億劫になっていきました。

そんなある朝、アラームを止めたままベッドの上で動けなくなったとき、
ふと、「あ、もう頑張れない」と呟いたのを覚えています。

あの瞬間、私はようやく気づきました。
これは怠けじゃなくて、“頑張りすぎた心が壊れかけている”サインなんだと。

こんな人がなりやすい

燃え尽き症候群になりやすい人は、きっと「頑張ることに慣れてしまった人」です。
たとえば

  • 責任感が強く、手を抜けない人
  • 誰かの期待に応えようとする人
  • 完璧主義
  • 頼るのが苦手な人
  • 人の気持ちを優先してしまう人

どれも「悪いこと」ではありません。むしろ優しさや誠実さの表れ。とはいえ、自分が燃え尽き症候群に陥ってた時は、そんなことに気づけず自己否定的になってしまっていました。 

そして私のように優しさを“自分に向けること”を忘れてしまうと、心はいつか”燃え尽き”てしまうのだと思います。

立ち直るためにやったこと

① 何もしないことを許した

まず最初にしたのは、思い切って「何もしない日」を作ることでした。家の中で、ただぼーっとする。
スマホも閉じて、音のない時間を過ごす。

最初は罪悪感でいっぱいでしたが、だんだんとその静けさが、心に染み込むように心地よくなっていきました。
燃え尽きた心には、行動よりも「空白」が必要なんだと知りました。

今ではふと何かに追われているように感じた時は、何も考えずにふと深呼吸をして何も考えない時間をあえて作るようにしてます。


② デジタルデトックスを始めた

燃え尽きる少し前、私は毎日のようにSNSを見ていました。
「誰かの頑張り」や「成功の投稿」を見ては、
知らず知らずのうちに自分を比べて落ち込む——そんな繰り返し。

そこで、思い切ってスマホのアプリをいくつか削除しました。
朝起きてすぐスマホを触らず、夜はSNSを開かない。たったそれだけで、心の中がすっと静かになりました。

情報を減らすことで、自分の感情がようやく聞こえるようになった。それが、私にとってのデジタルミニマリズムのはじまりでした。


③ 小さなルーティンを整えた

少しずつ動けるようになってからは、「頑張るため」ではなく「呼吸を取り戻すため」の習慣を作りました。

  • 朝、カーテンを開けて光を浴びる
  • 白湯を飲む
  • 部屋の一角だけを片づける
  • ベランダに出て空を見上げる

たったこれだけのことでも、「今日も生きてる」と感じられたんです。焦らず、静かに、少しずつ。毎日朝起きて会社へ行って帰ってくるだけの繰り返しだった時はそんな
その積み重ねが、私を現実に引き戻してくれました。


④ “ちゃんとしなきゃ”をやめた

燃え尽きていた頃の私は、「ちゃんと働いて、ちゃんと暮らさなきゃ」と自分を縛っていました。
でも、ある日ふと思ったんです。「誰に見せるための“ちゃんと”なんだろう?」

それから、部屋も生活も、完璧を目指すのをやめました。
疲れた日は掃除をしない、簡単な食事で済ませる。
“ちゃんと”よりも“心地よさ”を基準に暮らすようになったとき、不思議と心に余白が生まれました。


ミニマリストを目指すきっかけになった

燃え尽きていたある日、ふと部屋を見渡したら、ものすごく“持ちすぎている”ことに気づきました。
服、書類、使っていない家電、「いつか使うかも」で取っておいたものたちが、私を圧迫していたんです。所持していることにも気づかず、管理ができず溢れ出ていたのです。

少しずつ手放していくうちに、心も軽くなっていきました。

そう気づいたとき、私は自然とミニマリストを目指したいと思うようになりました。

それは、流行としての“ミニマリズム”ではなく、「もう頑張りすぎないための暮らし方」。完璧を目指すことをやめた代わりに、“大切なものだけを残す”という選択でした。

頑張るためじゃなく、穏やかに生きるために

ミニマリズムを取り入れてから、暮らしが本当に静かになりました。
持ち物が減ると、掃除も簡単になるし、何より「決めること」が減ります。
時間にも、心にも、余白が生まれる。脳のリソースにも空きが生まれ、余裕が生まれます。

そしてその余白の中で、「何もしていないのに満たされている」瞬間が増えました。
昔の私は、常に何かを追いかけていた。
でも今は、ただ温かいお茶を飲むだけで幸せを感じられる。

燃え尽き症候群から立ち直ることと、ミニマリズムを取り入れることは、私にとって同じ線の上にありました。

おわりに

燃え尽きていた頃の私は、何もできなくなった自分を責めていました。
けれど、ふと立ち止まって「本当に大切なものは何か」と自分に問いかける時間を持てたことで、少しずつ気持ちを見つめ直すことができたのだと思います。
今では、ミニマリストの暮らしを実践しながら、自分らしさを取り戻しつつあります。

もし最近、なんとなくぼーっとする日が増えた、やる気が出ない——そんなふうに感じているなら、
どうか一度立ち止まってみてください。
頑張りすぎていないか、完璧を求めすぎていないか、
自分の心に静かに問いかけてみてほしいです。

モノを減らして、情報を減らして、心を軽くしていくことで、
“頑張らなくても穏やかに生きられる暮らし”に近づけるはず。
これからも、そんな暮らしのヒントを発信していきたいと思います。

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