【ヨーロッパ女一人旅】vol.28 ポーランド|クラクフ郊外・世界遺産ヴィエリチカ岩塩坑を訪ねて──地下に広がる幻想の世界

クラクフ郊外・世界遺産ヴィエリチカ岩塩坑を訪ねて──地下に広がる幻想の世界 旅行
クラクフ郊外・世界遺産ヴィエリチカ岩塩坑を訪ねて──地下に広がる幻想の世界

長年憧れていたヨーロッパ旅行。仕事を辞め、「ずっとやりたかったこと」を実現する“充電期間”として、一ヶ月間のヨーロッパ一人旅に出発しました。ブダペストを皮切りに、オーストリアやチェコを経て、いよいよ6カ国目に突入。バルト三国ヴィリニュスからさらに南下してポーランドへ到着。今回の旅の舞台は、ポーランドのクラクフ。

過去の旅の記録はこちらにまとめてます👇

訪ねたのは、世界遺産ヴィエリチカ岩塩坑。神秘的な写真に魅せられて自分の目で見てみたいと思い、訪れることにしました。

ヴィエリチカ岩塩坑とは?

塩でできた壁画

ポーランド・クラクフの郊外に位置する「ヴィエリチカ岩塩坑(Wieliczka Salt Mine)」は、世界でも珍しい観光できる岩塩坑であり、ユネスコ世界遺産の第一号にも登録された場所です。地下327メートルに及ぶ広大な坑道の一部が公開されており、700年以上にわたり採掘された岩塩の歴史と、鉱夫たちが刻んだ芸術作品に触れられます。

地下礼拝堂やシャンデリアまで岩塩で作られた空間は、まるで地底の宮殿。地上では決して味わえない、神秘的で不思議な世界が広がっています。

行き方・帰り方

クラクフ中心部からはアクセスも良く、観光客に人気の半日観光ルートです。

  • 電車:クラクフ中央駅(Kraków Główny)から「Wieliczka Rynek-Kopalnia」駅まで約30分。駅を出るとすぐ岩塩坑の入口があります。
  • バス:304番バスで約40分、停留所「Wieliczka Kopalnia Soli」で下車。
  • ツアー:クラクフ発の半日ツアーが多数催行されており、送迎付きで安心。英語ガイド付きも多いです。

帰りは同じルートでOK。個人で行くなら鉄道利用がわかりやすくおすすめです。


予約の仕方

人気観光地のため、事前予約が基本。公式サイトから英語ガイド付きツアーをオンラインで予約できます。特に夏や観光シーズンは当日券が売り切れることも多いため、事前手配がおすすめです。

  • 公式サイトwieliczka-saltmine.com
  • Getyourguide
  • 料金目安:大人約100〜130ズロチ(25〜30ユーロ前後)、学生割引あり
  • 所要時間:観光ルートは約2〜3時間

安く予約する方法

実は、ヴィエリチカ岩塩坑の入場料は時間帯によって異なる場合があります。特に午前中や観光ピーク時間帯は料金が高めに設定され、午後遅めの時間帯は割安になるケースがあるのです。これは、観光客が集中する時間を分散させ、混雑を避けるための工夫でもあります。もし日程に余裕があるなら、あえて午後に訪れると比較的安く入れる上に、人混みも少なくゆったり見学できるかもしれません。

実際に行ってみた体験記

私が訪れたのは夏のシーズン。事前に予約していたにもかかわらず、入場までに約1時間も並ぶことになりました。観光客が一斉に集まる時間帯はとにかく混雑します。炎天下で並ぶのは体力的にきついので、日差し対策や水分補給が必須だと実感しました。

坑内に入ると、最初に待っているのは延々と続く階段。約800段をひたすら降りていくので、足腰に自信がない方は覚悟が必要です。道中は滑りやすい箇所もあり、歩きやすい靴を選んで本当に良かったと感じました。

グループにつく専任のガイドさんが歴史や見どころを事細かく説明してくれます

進んでいくと、ガイドさんのユーモラスな解説とともに、彫刻や礼拝堂、地下湖など次々に驚きの景色が広がります。特に聖キンガ礼拝堂に入った瞬間は息をのむ美しさで、地下とは思えないスケール感。シャンデリアが塩でできていると知ったときは本当に驚きました。

聖キンガ礼拝堂
この壁画も塩でできている

歩き続けること約2時間半。終盤になると「まだ続くの?」と思うほど長く、最後は地上へ戻るエレベーターに乗ってようやく解放感が得られます。体力は奪われますが、それ以上に強烈なインパクトが残る体験でした。

見どころ

見どころはなんといっても、鉱夫たちが岩塩を掘り出して作り上げた壮大な地下空間です。

  • 聖キンガ礼拝堂:最も有名な場所。壁や祭壇、シャンデリアまで全て岩塩で作られています。結婚式やコンサートも行われる幻想的な空間。
  • 坑道と彫刻:鉱夫たちが残した聖人像やレリーフ。岩塩とは思えない精緻な造形美に驚かされます。
  • 地下湖:青くライトアップされた湖があり、鏡のような水面に天井が映り込む光景は神秘的。
  • 博物館エリア:岩塩採掘の歴史や、採掘に使われた道具が展示されています。

地下は涼しく(年間を通じて14〜16度)、夏でも長袖が必要です。


注意事項

  • 歩きやすい靴必須:観光ルートには約800段の階段があります。ヒールやサンダルは不向き。
  • 服装:地下はひんやりしているため、夏でも薄手の上着を持参すると安心。
  • 写真撮影:以前は撮影に追加料金が必要でしたが、近年はツアー料金に含まれる場合が多いです。
  • 荷物:大きなバッグは持ち込み不可。入口のクロークに預ける必要があります。

まとめ:行く価値はある?

答えは「間違いなくYES」。ヴィエリチカ岩塩坑は、クラクフ滞在で外せない世界遺産です。ガイドツアーしか入場できない上に値段も高いですが、その価値はあると言えます。地底深くに広がる幻想的な礼拝堂や湖は、写真や映像では伝わりきらない迫力。歴史・自然・人の営みが融合したこの場所は、訪れる人すべてを驚かせてくれるでしょう。

クラクフに滞在するなら、半日をぜひこの地下宮殿にあててみてください。

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