【ヨーロッパ女一人旅】vol.25 ポーランド|クラクフ到着記:緊張とほっこりが交差した夜行バスの旅

旅行

長年憧れていたヨーロッパ旅行。仕事を辞め、「ずっとやりたかったこと」を実現する“充電期間”として、一ヶ月間のヨーロッパ一人旅に出発しました。ブダペストを皮切りに、オーストリアやチェコを経て、バルト三国の南の国ラトビアヴィリニュスへ。そしてバルト三国の旅を終え、次なる目的地はポーランド南部の古都・クラクフ。

過去の旅の記録はこちらにまとめてます👇

ヴィリニュスから夜行バスに揺られ、国境を越えて向かいました。移動自体は単調ながらも、印象的な出来事がいくつも重なり、忘れられない一夜となりました。

ヴィリニュスからクラクフへの移動

移動方法

ヴィリニュスからクラクフへは、主に以下の移動手段があります:

  • バス:最も一般的で便数も多く、所要時間は約12〜14時間。夜行便を利用すると時間を有効に使えるため、旅行者に人気。
  • 電車:直通はなく、ワルシャワなどを経由する必要があり、時間もかかるため不便。
  • 飛行機:直行便は少なく、コストも高いため短期旅行者には向きません。

現実的に便利なのはやはりバス移動です。今回は夜行バスを利用しました。

ヴィリニュス駅についてはこちらで解説👇

国境での緊張の検問

ヴィリニュスを夜に出発し、国境に差しかかった深夜。突然バスが停車し、武装した警察官が乗り込んできました。どうやらポーランド入国に伴う検問のようです。乗客全員がパスポートを提出させられ、警察官が回収。しばらくして戻ってきたものの、その間の緊張感はかなりのものでした。

驚いたのは、同じバスに乗っていた一人の乗客が検問所に連れて行かれ、私たちを乗せたバスはそのまま出発してしまったこと。なぜその人が連れて行かれたのかは分かりませんが、シェンゲン協定圏内でも国境警備が強化されることがあるのだと実感しました。移民関連の取り締まりや、不法滞在者のチェックが背景にあるのかもしれません。

なぜ検問?背景と考察(ウクライナ情勢との関係)

  • シェンゲン域内でも臨時のチェックはあり得る:ポーランドとリトアニアはシェンゲン圏内で通常は国境検問がありませんが、テロ対策や不法移民対策などの理由で、警察・国境警備隊(Straż Graniczna)がランダム検査を行うことがあります。
  • ベラルーシ国境の移民危機:2021年以降、ベラルーシ経由の移民流入問題が続き、ポーランド側の国境警備の強化が続いています。リトアニア→ポーランドのルートはベラルーシとロシア(カリーニングラード)に挟まれたスワウキ回廊に近く、治安上の要衝でもあります。
  • ウクライナ戦争後の人の移動増:2022年以降、ウクライナからの避難民や労働者の移動が増え、身分・滞在資格の確認を強化する場面が増えたと推測されます。夜行バスのような国際長距離路線は特にチェック対象になりやすいのかもしれません。

不意の検問にも慌てない!旅行の際のアドバイス

  • バスに乗る時はパスポートは手元に(座席ポケットや荷物に入れっぱなしにしない)。
  • 身分証と予約票(eチケット)をすぐに出せるように用意。
  • 到着時刻は余裕を見積もり(検問で遅延する可能性)。
  • 指示には落ち着いて従う。撮影や無用な発言は避ける。近年はウクライナ情勢の影響もあり、ポーランドは難民や移民の受け入れに直面しています。そのため不法滞在や不正入国を防ぐ目的で、通常より厳しい検問が行われるケースがあるようです。移民関連の取り締まりや安全保障上の懸念が背景にあるのかもしれません。

ほっこりエピソード:偶然の再会とポーランド人の優しさ

そんな緊張の一幕もありましたが、同じ夜行バスでは思いがけない再会もありました。ヴィリニュスの奇妙なホステルで出会った唯一の女性が、同じバスに乗っていたのです。

奇妙なホステルの話はこちらに書いてます👇

話してみると彼女はクラクフ出身。目的地が同じとわかり、会話も自然と弾みました。

クラクフ到着後、彼女は旦那さんと一緒に車で私を滞在先のホテルまで送ってくれることに。まさかの展開に驚きつつ、ポーランド人の温かさに触れて心がほっこり。異国での人の優しさは、旅の大切な思い出として残ります。

クラクフで滞在したホテル:NEXT DOOR STUDENT HOUSING

今回の宿泊先はNEXT DOOR STUDENT HOUSING。名前の通り学生向けのレジデンスですが、旅行者でも利用可能です。

便利だったタオル乾燥機
  • 部屋が広く清潔で設備も充実。
  • フロントは24時間対応で安心感あり。
  • 洗濯機はなかったものの、部屋にはタオル乾燥機があり、手洗いした衣類を乾かすのに便利でした。ヨーロッパの宿でよく見かける設備ですが、長期滞在者にとっては本当に助かります。

中長期の滞在にも向いている理想的な宿で、落ち着いた拠点となりました。

クラクフでの両替事情

クラクフに到着して最初に必要になるのがお金の両替。市内には多くの両替所(Kantor)があり、特に旧市街の中央市場広場周辺には観光客向けのお店が点在しています。ただしレートには差があるので注意が必要です。

おすすめはul. Floriańska(フロリアンスカ通り)沿いの両替所。観光エリアにありながらレートが比較的良心的で、手数料なしで両替できることが多いです。また、ガレリア・クラコフスカ(Galeria Krakowska)ショッピングモール内にも安心して利用できる両替所があります。

まとめ:旅の始まりは現地の人の優しさから

国境検問の緊張、バスでの偶然の再会、そして温かな人の優しさ。クラクフに着いた瞬間から、この街での旅はただの観光以上のものになる予感がしました。ホテルでほっと一息つき、街歩きや歴史探訪に出かける準備が整いました。ひとり旅や女性の一人旅でも安心して過ごせるクラクフの滞在が、ここから始まります。

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