【ヨーロッパ1カ月一人旅の振り返り】持っていってよかったもの・持っていけばよかったもの

【ヨーロッパ1カ月一人旅の振り返り】持っていってよかったもの・持っていけばよかったもの 旅行

ヨーロッパ一人旅を終えて振り返ってみると、「持ってきて本当に助かった!」と思うものと、「ああ、あれを持ってくればよかった…」と後悔したもの、そして「持っていったけど結局使わなかったもの」がはっきり分かれました。これから旅行を計画している人、特に女性の一人旅を考えている方に役立つよう、実体験をもとにまとめます。

持っていってよかったもの

ワイヤレス充電機・変換機・充電器

ヨーロッパは国ごとにコンセントの形が違うため、変換プラグは必須。複数のデバイスを同時に充電できるワイヤレス充電機やマルチポート充電器は大活躍でした。

サングラス

夏のヨーロッパは日差しが強烈。観光地を歩くにもサングラスは欠かせません。紫外線対策としても必携アイテム。

自撮り棒

一人旅では写真を撮ってくれる人がいないことも多いので、自撮り棒は頼れる味方。と言っておきながら実は筆者は自撮りは一切していません(笑)自撮り棒が自撮り目的以外で何が便利なのかというと、物干し竿代わりになるからです。伸縮式で軽量のものがおすすめ。

折りたたみハンガー&物干し竿代わりのロープ

洗濯物を干すのに重宝しました。ホステルや安宿ではランドリー設備が限られるので、折りたたみハンガー物干しロープは必需品です。

折りたたみ雨天兼用日傘

突然の雨や強い日差しに対応可能。ただしヨーロッパでは日除けで傘をさす人はほとんどいないので、使うとちょっと浮くかも…ですが、あってよかった。特にポーランドクラクフのヴィエリチカへ行った際は、日差しが強い中1時間も列をなして待たなければならなかったので、傘に救われました。

エコバッグ

洗濯物をまとめたり、ちょっとした買い物にも便利。ヨーロッパでは袋が有料のことが多いので、エコバッグは重宝します。

ビーチサンダル

ヨーロッパの安宿やホステルには室内スリッパがないことがほとんど。シャワー室や室内履きとしてビーチサンダルが活躍しました。

長袖の羽織りもの

夏でも夜行バスや電車の中は冷えることがあります。薄手のカーディガンやパーカーは、日除けや簡易ブランケット代わりにもなり便利でした。

ティーバッグのお茶・インスタント食品

現地の食事に飽きたときや夜食に便利。インスタントヌードルやドライフードなら持って行く時は嵩張りますが、食べてしまえば帰りの荷物にはなりません。持っていったおかげで助かる場面が多々ありました。何度もインスタントカップラーメンに助けられたことやら…..

Kindle電子書籍(Kindle Unlimited)

長距離移動や夜のリラックスタイムに最適。紙の本を持ち歩くよりも荷物が軽くなり、旅行ガイドや小説を好きなだけ読めるのが魅力でした。特に夜行バスや飛行機の中で大活躍。日本の活字に飢えた時や、ヨーロッパの歴史を知りたくなった時などすぐにダウンロードできたので便利。Kindle Unlimitedは少し古い地球の歩き方やガイドブック関連も多数あるので、ガイドブック収集におすすめです。

持っていけばよかったもの

スキンケア用品は少し多めに

ヨーロッパでも化粧品は買えますが、ローカル言語が分からず探すのが大変。普段使い慣れた化粧水や乳液を少し多めに持っていくべきでした。

コーヒードリッパー&ペーパー(コーヒー好きに)

筆者は無類のコーヒー好き。日本でも毎日朝はドリップで自分で淹れて飲むほど。しかしヨーロッパに来て、がっかり。日本のようにコンビニで気軽に美味しいコーヒーは手に入りません。街中のカフェは美味しいけれど高い…。自分でドリップできるセットがあれば快適、節約になったなと思います。

WISEカード(海外送金・両替用)

クレジットカードよりも手数料が安く、実際の為替レートに近いレートで両替できるのが大きな魅力。ヨーロッパではカード決済が主流なので、1枚持っているだけで現金をほとんど持ち歩かずに済みました。

特に便利だと思ったのが:

  • 現地ATMからの引き出し:少額なら無料で引き出せる枠があり、両替所を探す手間が不要。
  • 多通貨管理:ユーロはもちろん、ポーランド・ズウォティやチェコ・コルナなど複数通貨を同時に管理でき、国をまたいだ旅行に最適。
  • アプリ管理:残高確認やレート換算もスマホアプリで簡単にでき、現金を持つより安心。

私は実は電子版だけで持っていかなかったことを後悔しましたが、現地ATM引き出しには物理カードも必須。次の旅行には必ず用意したいと思ったアイテムです。

WISE物理カード発行して手元に届くまでには、一週間くらいかかるため旅行の一週間前には契約して送ってもらわないと間に合わなくなります。(シンガポールから発送されるため)電子版はすぐに発行できます。

特に長期旅行や、ヨーロッパの複数国を周遊する人には必須レベル。

詳しくは公式サイトはこちら

eSIM / SIMカード

インターネット環境の確保は大事。事前にeSIMを購入していたのに、自分のスマホが対応していなかったため使えず失敗…。現地SIMは購入が難しい場合もあるので、事前準備が安心です。まずは自分のスマホがeSIMに対応しているか調べて対応しているならすぐにゲットしておいた方が良いです。

VPN契約

今回の旅は中国経由だったため、VPNがないとLINEやGmail、Google検索が使えない状況に。マッチングアプリなど一部サービスも海外アクセス不可があるため、VPN契約をしておくと安心です。

持っていっても使わなかったもの

厚手の服を何枚も

私が旅行へ行ったのは7月8月の中欧・東欧ヨーロッパ。もしかしたら「寒いかも」と思って厚手の服を余分に持っていきましたが、実際には現地で調整でき、結局着ないまま荷物の重さだけが増えました。防寒は重ね着できる薄手の服で十分でした。

ガイドブック(紙)

便利かと思いましたが、実際にはスマホの地図アプリとオンライン情報で事足りました。紙のガイドブックは重く、ほとんど開くことがありませんでした。その代わり、Kindleの電子書籍は幅もとらず役立ちました。

大きめのカメラ

きれいな写真を撮ろうとミラーレス一眼を持っていきましたが、荷物になりほとんど使わず。スマホのカメラで十分満足できました。

3万円以上の現金

「もしもの時に」と多めに現金を持っていきましたが、ヨーロッパではカード決済が主流。多額の現金は盗難リスクが高く、両替も不利なレートになることが多いため不要でした。必要な分だけ現地ATMで引き出すか、WISEカードのような国際カードを利用する方が便利で安心です。

常備薬の持ちすぎ

体調管理が心配でいろいろな薬を持参しましたが、実際に使ったのは風邪薬と胃腸薬くらい。必要最低限で十分でした。

ドライヤー

宿泊施設に備え付けがある場合が多く、日本のドライヤーは電圧が合わず使えないことも。部屋になくてもフロントに言えば、貸してくれるとこらがほとんどでした。(ヨーロッパでは盗難防止のため部屋に置いていないホテルも多い)なので結果的に不要でした。

大きすぎるスーツケース

「長期旅行だから」と大型のスーツケースを持っていきそうになりましたが、石畳の多いヨーロッパでは移動が大変。機内持ち込みサイズの中型で十分でした。

帰りに荷物を持ってポーランドザコパネの温泉に行った時にロッカーが小さすぎてスーツケースが入らなかったという場面があったので、荷物は最低限にした方が良いです。

洗剤

「現地で洗濯するから」と粉末や液体洗剤を持っていきましたが、結局使いませんでした。ボディーソープで代用できました。

まとめ:荷物選びは旅の快適さを左右する

【ヨーロッパ1カ月一人旅の振り返り】持っていってよかったもの・持っていけばよかったもの2

ヨーロッパ旅行を振り返ると、「持っていってよかったもの」は小さなアイテムが多く、あるかないかで快適さが大きく変わると実感しました。一方で、「持っていけばよかったもの」は、現地調達が難しかったり、日本でしか買えないものが中心。そして「持っていっても意味がなかったもの」は、ただの荷物増加につながるものでした。

ミニマリスト的な視点でいえば、荷物は少なければ少ないほど動きやすいもの。必要最低限のものに絞りつつ、自分にとって「これがあると安心」というアイテムを厳選することが大切です。軽やかな荷物は、旅そのものをもっと自由にしてくれます。

これからヨーロッパへ一人旅・女性の一人旅を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

私のヨーロッパ一カ月旅行の記録はこちらにまとめてます👇

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