【ヨーロッパ女一人旅】 vol. 07ハンガリー|民族美術館でいろいろな刺繍や民族の歴史を学ぶ

旅行

長年憧れていたヨーロッパ旅行。仕事を辞め、ずっとやりたかったとをやる時間充電期間中、一ヶ月間ヨーロッパ一人旅に挑戦。記念すべき最初の滞在都市はハンガリーブダペスト。

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ハンガリーを旅していると、美しい刺繍や鮮やかなデザインの陶器などに目を奪われることがあります。その背景にある歴史や文化を深く知りたいと思い、ブダペストにある民族美術館を訪れました。

ここは、ハンガリー各地の民芸品や民族文化を体系的に紹介している場所で、刺繍を中心にした展示がとても印象的でした。

美術館のデザインも刺繍をイメージしているようです。

住所:Budapest, Dózsa György út 35, 1146 ハンガリー
HP: neprajz.hu

鮮やかな刺繍の数々

展示室に入ると、まず目に飛び込んでくるのが色鮮やかな刺繍です。地域ごとに模様や色の組み合わせが異なり、農村ごとに伝統が受け継がれていることがわかります。特にカロチャ地方の花柄刺繍は、赤や青、黄色などの原色をふんだんに使った華やかなもの。一方でマチョー地方の刺繍は落ち着いた色合いで、どこか重厚さを感じさせました。

民族衣装と日常生活

刺繍は単なる装飾ではなく、民族衣装や日常生活に根付いたものとして発展してきました。祝祭の日には鮮やかな刺繍の入ったブラウスやスカートを身にまとい、日常でもテーブルクロスや寝具に美しい模様を施していたそうです。刺繍は「家族の誇り」でもあり、娘たちは結婚前に自分で作った刺繍を持参することもあったと展示で紹介されていました。

民族衣装を着た人形

展示の人形は、単なる玩具ではなく、地域の衣装や暮らしを“布の上で記録する”ための小さな媒体でもあったとのこと。

世界各地からのコレクションも

意外だったのは、ハンガリーだけでなく世界各地の民俗資料も豊富に展示されていたこと。インドネシアやアフリカ、南米からの衣装や道具も並び、それぞれの生活の知恵や美意識に触れることができます。

「暮らしを支える道具って、国が違っても本質は同じなんだな」なんて考えながら、気づけば夢中でケースを覗き込んでいました。旅の途中で、こうして“世界の縮図”を味わえるのも民族美術館ならでは。

その当時「西洋人にとってエキゾチックで芸術的」と見なされた、民芸品や着物、人形など日本のものも展示されていました。

建物そのものが見どころ

展示だけでなく、建物自体も楽しみのひとつ。大きな吹き抜けは光がたっぷり入っていて、展示スペースの暗さと好対照。歩いているだけで、モダンな建築美術館にいるんだなあと実感できます。

博物館の外はこのような屋外緑化空間になっており、登って景色を見渡せます。緑と街の景色を眺めながらのんびり休憩するのもおすすめ。観光客だけでなく、地元の人が子どもを連れて散歩している姿も印象的で、ブダペストの日常に少し混じれたような気持ちになりました。

緑化庭園の屋上からの眺め

まとめ:民族美術館は“暮らしの物語”を感じる場所

観光名所のような派手さはありませんが、民族美術館は「人々の生活」そのものに光を当てる場所でした。ハンガリーの歴史を知るというよりも、刺繍や道具を通して「ここで生きた人たちの時間を追体験する」ような感覚。

一人旅でちょっと疲れたときに立ち寄ると、心が落ち着いてまた旅を続ける元気をもらえる――そんな静かな美術館でした。

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