長年憧れていたヨーロッパ旅行。仕事を辞め、ずっとやりたかったとをやる時間充電期間中、一ヶ月間ヨーロッパ一人旅に挑戦。ハンガリーブダペストからスタートし、3カ国目はチェコ、プラハへ。
過去の旅の記録はこちらにまとめてます👇
前回、ペトシーンの丘からプラハ城を通って旧市街へきましたが、今回は旧市街を巡ってみた時のことを書きたいと思います。
前回の記事はこちら👇
ヴルタヴァ川を渡り、石畳を踏みしめながら歩き出すと、そこは物語の舞台のように時が流れていました。旧市街の空気は、過去と現在が重なり合う不思議な厚みを持っていました。
旧市街で訪れたところ
クルテクのおもちゃ屋「Hračky U krtečka」

ふと視界に入った小さな店先。並んでいたのは、チェコを代表する国民的キャラクター「クルテク」。日本でいう「ドラえもん」的な存在で知らない人はいない。小さなぬいぐるみや絵本が棚に詰まっていて、童心をくすぐられました。クルテクグッズはどこにでも売っていて、本屋さんでもクルテクコーナーがありました。ここのお店はクルテクグッズの品揃えが一番充実してました。


天文時計「オルロイ」

旧市庁舎の壁に刻まれたプラハの象徴、天文時計「オルロイ」。正時を迎えると人々の視線が一斉に時計へと向かい、仕掛け人形が静かに動き出します。観光客に混じりながら空を仰ぐと、この街がいかに多くの人を魅了してきたかを肌で感じました。
ティーンの前の聖母教会

鋭い尖塔が夜空に突き刺さるようにそびえる教会。ゴシック様式の荘厳な建物の前に立つと、自分の小ささを感じずにはいられません。内部は静謐で、石造りの空間に漂う香りやひんやりとした空気に包まれ、言葉を失いました….
旧市街広場のざわめき

昼下がりの広場には大道芸人の音楽、観光客の声、石畳を歩く馬車の音。雑多でにぎやかな空間に立っていると、自分もこの都市の一部になった気がします。カフェのテラスからは教会の尖塔が見え、時間の流れが緩やかに変化していくのを感じました。
ドロウハー通りとアンティークショップ


広場から少し外れたドロウハー通りには静けさがあり、そこに佇むアンティークショップ「BAZAR ANTIQUE」へ。古いランプや陶器、かつて誰かの生活を照らしていたものたちが整然と並んでいて、ひとつひとつに物語が宿っているようでした。
甘い休息 ― Creme de la Creme

歩き疲れた足を止めたのは、大人気ジェラート屋「Creme de la Creme」。ミルクの香りが濃厚で、スプーンを運ぶたびに幸福が口いっぱいに広がります。窓際の席に腰を下ろし、石畳を行き交う人々を眺めながら一息。旅の中でこうした小さな時間が、心を豊かにしてくれます。


ベドジフ・スメタナ像から望むカレル橋

少し足を延ばして川辺へ。スメタナ像の前に立つと、カレル橋全体を見渡せる絶景が広がります。歴史を刻む石橋を行き交う人の列、そしてその奥に広がるプラハ城のシルエット。カメラを構えた瞬間、時の流れまで切り取ったような気持ちになりました。
一人飯の安らぎ ― HAVELSKÁ KORUNA

夕暮れ時、お腹を満たすために向かったのは食堂「HAVELSKÁ KORUNA」。トレーに好きな料理を選んでいくスタイルは気楽で、ひとり旅にもありがたい場所。グラーシュとクネドリーキを頬張りながら、「これがプラハの日常の味なのだ」と実感しました。滞在中2回も訪れてしまったくらいに気に入ってしまいました。
クネドリーキ(knedlíky

牛肉のローストを、人参やセロリ、玉ねぎなどの根菜を煮込んだ濃厚なクリームソースでいただく料理。添えられている白いパンのようなものは クネドリーキ(knedlíky/蒸しパン風ダンプリング)というもので、ソースをたっぷり絡めて食べます。レモンにクランベリージャムがのっているのもスヴィーチコヴァーの定番スタイル。甘酸っぱさがソースに良いアクセントを加えます。
チェコの家庭料理の王道で想像以上に美味しいのでぜひ食べて欲しいです。
グラーシュ(Guláš)

牛肉や豚肉をパプリカと玉ねぎでじっくり煮込んだシチュー。濃厚でスパイシーなソースが特徴で、やはりクネドリーキと一緒に食べます。ビールとの相性が抜群で、地元の人もよく頼む定番メニュー。

週末の寄り道 ― ファーマーズマーケットへ

週末の朝、旧市街を抜けてヴルタヴァ川沿いへと歩く。土曜日に開かれる「Farmers’ Saturday Market」では、新鮮な野菜やパン、ハチミツ、チーズが色とりどりに並びます。地元の人々の笑顔、子どもたちの声、屋台から漂う焼きソーセージの香り。観光地とは違う、暮らしの鼓動に触れられる時間でした。






川沿いのベンチに腰を下ろし、買ったばかりのパンをかじりながら、ヴルタヴァの流れを見つめる。こうして旅先で一人、地元の朝を味わうことこそが、私にとっての一番の贅沢なのかもしれません。
まとめ
プラハ旧市街は、壮大な歴史の建物から、温かな人々の暮らしの息づかいまで、すべてが一枚の絵のように折り重なっていました。ひとり旅はときに心細さを伴いますが、だからこそ街の声や景色に、より深く耳を傾けることができます。
石畳を歩いた足の感触、鐘の音、甘いジェラートの余韻。すべてが混ざり合って、ひとつの旅の記憶となる。プラハはそのすべてを惜しみなく与えてくれる場所でした。





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