お一人様歓迎!日帰りで大島の三原山ハイキングへ1人で行ってきた。(3時間8Km初心者OK)

旅行

こんにちは。

急に「山に登りたい」「大自然を味わいたい」衝動に駆られ、三連休に特に予定がなかったため、前日にチケットを予約し、弾丸旅行に行ってきました。

急な衝動すぎて下調べなで行ってきましたが、無事帰ってこれました。

都内から行ける、非日常感を味わえる旅行、ハイキング に行きたいと考えているなら、東京から高速フェリーで2時間弱で到着する大島の「三原山」はおすすめです。

時間がない人でも日帰りで行って来れるので、都会の生活に疲れたな。ちょっとプチトリップしたいな。なんて思っている人はぜひ行ってみてください。

それでは、レポートします!

三原山フリーハイキング

まず今回筆者が参加したのは、「東海汽船株式会社」が主催する「三原山フリーハイキング」ツアー。

ガイド付きツアーや他のハイキングツアーも開催しているのですが、前日に予約して空きがあったのが「フリーハイキングツアー」のみだったのでこちらに。

珍しいですが、ここは前日予約もOKでした。その場合、チケット代を振り込む時間がないので、竹芝に当日行って直接支払います。

三原山は標高764mと、低山。 登山をあまりしない人でも、一人でも問題ないかと思います。

途中、塗装されていない道がありますが、私は普通のスニーカーでも大丈夫でした。でも滑りやすいので、できれば登山用の靴があるとベストかと思われます。

三原山日帰りハイキングを考えてるなら、ツアーが断然お得

なんとこのフリーハイキング、個別に予約するよりも断然お得なのです。

調べていて気付いた私は、ツアーハイキングを予約しました。

大島へ行くには、レンタカーを借りる人も多いようですが、筆者は車を運転できないため、このツアーがぴったりでした。

ツアーについて

ツアーに含まれるもの

  • 温泉2回
  • 温泉旅館の朝ごはん(ビュッフェ)
  • 温泉旅館の昼ごはん(御前)
  • 往復船チケット
  • 島内バス1日乗り放題

ちなみに、ツアーを利用しない場合、

往復のチケット代 約 15,000円

温泉2回 1回 700円 x 2 = 1,400円

島内バス1日乗り放題券 2,000円

温泉旅館の朝ごはん 2,000円

温泉旅館の昼食 2,000円

なんと、往復のチケット代だけでもツアー代金を超えてしまいます。

スケジュール

東京・竹芝  23:00 発

伊豆大島 翌 5:00 着

大島温泉ホテル 5:30 着

温泉入浴、朝食タイム

三原山登山開始 9:00 ~

昼食 13:00

三原山温泉 14:17 発

岡田港(出港場) 14:35 着 15:20発

東京・竹芝 17:05 着

フリーコースなので、添乗員・ガイドがいるわけではないので、登山開始時刻などはあくまでも目安。

温泉、朝ご飯、昼食は 「大島温泉ホテル」ホテルを利用します。

持ち物

  • 履きやすい靴、塗装されていない道も歩く可能性があるので、できればハイキング用シューズ
  • 水分 最低1L
  • 雨具
  • 防寒具
  • 温泉入浴用バスタオル (300円で有料レンタル)
  • 行動食 エネルギーや栄養補助剤

ハイキングについて

登山は、三原山頂口から始まります。以下のコース1~3の順に歩いていきます。(逆からも可能ですが、帰りの路線バスの時間に注意が必要)

コース1 山頂遊歩道

三原山頂口から三原神社までは、「山頂遊歩道」と呼ばれる、外輪山と内輪山の平坦な部分を歩くことになり、道路もコンクリで塗装されています。

約40分ほどで三原山の山頂にたどり着くことができます。登りですが、勾配はそこまで急ではないので、登山に慣れていない人でも健脚の人であれば一時間あれば登ることができると思います。

途中、シェルター、ゴツゴツした溶岩の塊、江戸時代にできたパホイホイ溶岩と呼ばれるシワがよっている溶岩、火口から溶岩流に乗って運ばれてきたマグマの飛沫がくっついた岩など、普通の山とは違った風景を味わうことができます。

ちなみに、コース1 山頂遊歩道のスタート地点、三原山頂口まではバスで通っていて、通常バスで行きますが、ホテルから一番早い時間のバスが8:38発。温泉入って、ごはん食べてとゆっくりしていても、時間を持て余してしまうというでしょう。すぐにでも登山を開始ししたいという人は、40分ほど歩けばホテルから三原山頂口まで歩いていけます。平坦な道なので、体力に自信がある方は歩いてみても良いでしょう。途中、展望台や見晴らしの良い場所があるので、立ち寄ってみることもできます。だた、以下の注意点にも書いてありますが、あまり早く火口に到着すると霧が

かかっている可能性があるので、あまり焦っていかなくても良いでしょう。時間には余裕を持って大丈夫なツアーです。

コース2 お鉢巡りルート

この登山の目玉! ハイキング気分が上がってくるのがここからでしょう。

わずか一時間ですが、火口の周りをパノラマウォークできてしまいます。迫力満載です。自然の力強さを感じることができます。

また、火口の迫力満点の風景だけでなく、外側を見れば、大島と海、そしてその先の島々を望む子ことができます!なんと、360度の海、富士山、伊豆半島、伊豆諸島、房総半島、三原半島が望めます!一時間登っただけでこの風景、お得過ぎます!

まさに圧巻の風景。低山でこんな遮るもののない風景が望めるのは、まさに大島ならでは。火口の穴からは地下にあるマグマで水が温められ、白い湯気が上がっています。

お鉢巡りルートにはいくつかのビュースポットがあります。

三原神社は、フォトスポット。鳥居から望む三原半島や海の風景が絶景。

そして、火口西展望所は一時間一周する時間がない人におすすめで、10分ほどで行ける、火口付近を間近で見ることのできる展望台。

三原中央火口は火口が一番よく見れるスポット。地球内部から上がってくるマグマの出口。

火山観測

コース3温泉ホテルルート

これは、三原山山頂から温泉ホテルに向かって下るコース。溶岩の上に力強く自生した樹海の森を下りていきます。不思議な形の黒い岩がニョキニョキと並んだジオロックガーデンや再生の一本道と呼ばれる厳しい環境に適応した植物が生えている壮大な溶岩のつぶや火山灰の黒い砂漠の原野を突き進んで行きます。冒険好きなら、ワクワクが止まらないコース。木々のトンネル等、手付かずの自然を味わうことができます。舗装されていない道を下るため、レベル的には少し上がります。とはいっても急な道はほとんどないので、ゆっくりいけば誰でも下れる道です。

所要時間は60分ほど。ゴールはホテルまで。このコースの風景も、息を呑むほど素晴らしいです。5月には大島ツツジや7月にはサク百合が咲き、黒と緑の地に色を添えてくれます。

注意点

  • 路線バスは本数が少ない

このコースは、あまり移動しないので路線バスでも問題ないですが、三原山ハイキング以外の旅程を考えているなら、路線バスでの移動はおすすめしません。本数が限られているので、スケジュールを組むのが難しいと思われます。おすすめはレンタカーですが、車が運転できない場合は、ツアーに参加してツアーバスで移動するのも手でしょう。また、レンタル自転車やバイクもあるのでそちらの方が良いと思います。

  • 登山に慣れた人だと時間が余ってしまう。

大体3時間くらいあればコース1~3全8Kmの行程を巡ることができ、12:00くらいにはホテルに戻ってこれます。しかし、ホテルの出発が14:30なので、その後温泉入ってご飯を食べたとしても時間が余ってしまいます。ホテルの周りには何もなく、他の観光地に行くバスもないので、ホテルで過ごすことになるでしょう。ホテルには、ツアー客用のお部屋も用意され、休憩することができるので、特に困ることはないですが、あらかじめ退屈しないように、何か持っていくのもありかと思いました。

  • 朝早く登りすぎると、霧がかってる

このツアーは到着が早いので、火口付近の山頂まで早朝に到着するでしょう。しかし火口付近に早く到着すると、霧がかっている可能性が….

私がツアーに参加した日は、雨は降ってなく、少し曇りの天気でした。しかし火口付近がずっと霧がかかっており、火口に近づくにつれ霧が強くなり、周りが見えなくなってしまうほどでした。その時は、火口付近には9:00についてしまい、霧がかっていて、風景が何も見えない状態でした。時間が立つと晴れるかもと思い、そのまま火口付近をゆっくり歩いて時間を潰していました。

そして、10:00くらいになると晴れてきました。あまり急いで登らない方が良いです。

  • 天気は確認しよう

当たり前の事ですが、登山は天気が最重要。雨が降っていたら景色も台無。せっかく行ったのに何も見えないなんてことになりかねません。雨だと足場も悪くなり、危険性も増します。とはいえ山の天気は読みずらいので運もあるのですが。私の場合、最初霧がかっていて火口付近から何も見ることができず、目玉の火口を見ることができず諦めかけていました。しかし根強く待って晴れてくる時を待っていたら、火口も見ることができました。

  • コース内にはトイレ、自販機はない。

三原山頂口には、トイレ、自販機があります。それ以外はホテルに到着するまでありませんので、ホテル、もしくは山頂口でトイレを済ませるようにしましょう。

  • 山頂付近は強風に注意

山頂付近は霧が出やすく、視界不要になりやすいので、コースから外れないよう歩く際は十分に注意が必要です。

お一人様にもおすすめ?

結論、一人参加でもおすすめできるハイキングコースです。熊が出る危険性もなく(大島に現在野性の熊は生息していないとの事)、歩いていれば他のハイカーに合うくらい、有名な山なので一人でも安心して参加できるツアーです。ホテルもすぐ近くにあるので、何かあった時も安心です。私自身一人で参加しましたが、他の一人参加の方も何人かいました。コース自体、難易度は低いため、初心者にもおすすめできるハイキングツアーです。

まとめ

都内に住んでいて、日帰りで非日常を味わえる、軽い登山をしたいと考えている場合、三原山ハイキングはおすすめです!ツアーにすることで、大分コスパの良い選択肢だと言えます。

この値段で、ご飯、交通費、温泉、そして唯一無二の大自然の風景に出会えるなら一度は行ってみる価値があると思います!

今回は日帰りでしたが、次回は泊まりでもっと他の場所も見てみたいと思います。

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