ハンガリー・ブダペスト、オーストリア・ウィーン、チェコ・プラハを経て、4カ国目に訪れたのがラトビア・リガでした。プラハからは陸路だと非常に時間がかかるため、この旅で唯一飛行機を利用しての移動に。ここでは、実際にリガでやってよかった7つのことを、振り返りながら紹介します。訪問は2025年なので、価格やアクセスなどの実用情報は当時のものです。最新情報は公式サイト等でご確認ください。
ヨーロッパ一人旅全体の記録は、こちらの総集編にまとめています。
ラトビア・リガ女子旅で、実際にやってよかった7つのこと
1. 聖ペテロ教会の展望台から、旧市街とドウガヴァ川を一望する
高さ約123メートルの尖塔を持つ聖ペテロ教会は、エレベーターで展望台まで上がれるのが魅力(料金は約4〜9ユーロ)。赤茶色の屋根が並ぶ旧市街とドウガヴァ川を一望でき、天気が良ければ遠くバルト海まで見渡せます。空港から市バス22番で約30分・1.5ユーロという手軽さも含めて、リガに着いた瞬間から「秘境感溢れるバルト三国への期待が高鳴りました」というのが正直な感想でした。
2. ブラックヘッズの家と三人兄弟の家で、中世リガの面影に出会う
14世紀に未婚商人のギルドとして建てられたブラックヘッズの家は、第二次世界大戦で一度は破壊されたものの、1999年に忠実に再建されたもの。内部の壮麗なホールや銀器コレクション、地下の中世の酒蔵を模したスペースまで見応えがありました。すぐそばの三人兄弟の家は、15〜17世紀に建てられたリガ最古の住宅群で、現在は建築博物館として使われています。石畳の旧市街を歩きながら、中世と現代が地続きになっている感覚を味わえる一角でした。
3. アルベルタ通りを歩き、屋外美術館のようなアールヌーボー建築に浸る
新市街北部のアルベルタ通りとエリザベテ通りには、装飾美あふれるアールヌーボー建築がずらりと並び、まるで屋外美術館のよう。自由の記念碑にも立ち寄りましたが、市民から今も花が手向けられている様子を見て、この街の人たちにとって特別な場所であり続けていることを感じました。待ち合わせ場所としても便利なので、街歩きの起点にもおすすめです。
4. 民藝博物館で、「森と湖の国」ラトビアの手仕事に触れる
旧市街を歩いている途中で立ち寄った民藝博物館では、幾何学模様や自然をモチーフにした織物に、どこか北欧に通じる雰囲気を感じました。厚みのある土の器には手仕事の温かみが、木材を生かしたシンプルで直線的な家具には「自分の部屋に置いたら…」と想像してしまうほどの魅力があり、旅の途中だということを忘れて見入ってしまいました。所要時間は1〜2時間、料金も数ユーロ程度と気軽に立ち寄れるのも嬉しいところ。旧市街の賑わいから少し離れた静かな空間で過ごす時間は、旅の緊張をほぐしてくれました。
5. Latgale Marketの蚤の市とチャリティーショップで、掘り出し物探しを楽しむ
リガ市内東側で開かれるLatgale Marketは、屋外の広場いっぱいにアンティーク雑貨や古本、軍用品が並び、まるで時が止まったような空気が漂う場所。古びたホーロー食器と手彫りの木製スプーンに目を奪われ、売り手との値段交渉を楽しみました。ほとんどのお店が現金のみだったので、これから行く方は小銭を用意しておくと安心です。市内に複数店舗あるチャリティーショップ「LABDARĪBAS VEIKALI」も、蚤の市とは違って状態の良い古着や家具が丁寧に選ばれて並んでいて、売上の一部が社会活動に使われると知り、旅行中に社会貢献につながる買い物ができるのも嬉しいポイントでした。
6. リガ中央市場で、伝統のベルト「リェツェ」やホーロー食器に出会う
飛行船格納庫を改装した巨大なリガ中央市場は、リガ観光の定番スポット。食材だけでなく衣料品や手工芸品のエリアも充実していて、手編みのウールソックスやレトロなホーロー食器に目を引かれました。中でも印象的だったのが、カラフルな幾何学模様のひとつひとつに意味が込められているというラトビア伝統のベルト「リェツェ」。地元のおばあちゃんが直接販売している姿を見て、つい買わずにはいられませんでした。市場を鮮やかに彩る花屋さんもたくさんあって、買いたくても持ち帰れないもどかしさを感じたのも、正直な思い出のひとつです。
7. デザインショップRIIJAとリネン専門店ETMOで、長く使える日用品を持ち帰る
ラトビアデザインを代表するブランド「RIIJA」には、ラトビアリネンや木製のトレー・カトラリー、自然素材のキャンドルホルダーなどが並び、北欧デザインにも通じるモダンな美しさに惹かれました。値段は少し高めでしたが、質の高さを考えると納得できるものばかり。旧市街の閑静な通りにあるリネン専門店「ETMO」では、シンプルで飽きのこないデザインのハンドタオルを購入。肌触りが柔らかく、使うたびにリガを思い出せる、実用的な旅の思い出になっています。
まとめ|リガは、手仕事と暮らしが息づく街だった
中世の建物も、アールヌーボーの街並みも、蚤の市もデザインショップも、振り返ってみるとリガという街全体が「その土地ならではの手仕事」に出会う旅でした。ラトビア・リガへの女子ひとり旅を考えている方の参考に、少しでもなれば嬉しいです。
チェコ・プラハでの記録は、こちらにまとめています。








コメント