「会社員には向いていないのかもしれない。」
前職を辞める頃の私は、本気でそう思っていました。
毎日の満員電車、長い拘束時間、尊敬できない上司、不透明な評価制度。
仕事そのものよりも、「会社」という環境にいることが苦しくなっていました。
最終的には心身のバランスを崩し、キャリアブレイクを選択。起業も考えましたが、自分を見つめ直す時間を過ごした結果、ご縁があって今の会社へ転職しました。
現在はフルリモートで働いています。
仕事内容は前職とほとんど変わりません。
それなのに、仕事に対する感じ方は大きく変わりました。
今回は、フルリモートに転職して私自身が感じた変化をお話ししたいと思います。
1. 通勤がなくなり、一日の始まりに余裕ができた
以前は毎日決まった時間に家を出て、満員電車に揺られながら出社していました。
会社に着く頃には、仕事を始める前から疲れていることも少なくありませんでした。
今はその時間がなくなり、朝はゆっくりコーヒーを淹れたり、軽く部屋を整えたりしてから仕事を始めています。
通勤時間がなくなっただけで、一日のリズムは想像以上に変わりました。
「時間が増えた」というより、「気持ちに余白ができた」という表現のほうが近いかもしれません。
2. 人間関係のストレスが大きく減った
前職では、仕事そのものよりも、人間関係に疲れていました。
尊敬できない上司、理不尽だと感じる評価、会社の空気を読むこと。
仕事以外のことに神経を使う場面が多く、毎日気を張っていました。
もちろん、フルリモートになれば人間関係の悩みがゼロになるわけではありません。
オンラインでもコミュニケーションは必要です。
それでも、必要以上に周囲の空気を気にしたり、雑談に無理に合わせたりすることがなくなり、精神的な負担は大きく減りました。
3. 仕事に集中できるようになった
オフィスでは、話しかけられたり、電話が鳴ったり、周囲の会話が気になったりすることも多くありました。
フルリモートでは、自分で集中しやすい環境を整えられます。
静かな部屋で仕事をする時間は、想像以上に快適でした。
「仕事が楽になった」というより、「仕事に向き合いやすくなった」と感じています。
4. 暮らしと仕事のバランスが取りやすくなった
フルリモートになってから、暮らしを大切にできるようになりました。
昼休みに洗濯機を回したり、簡単な掃除をしたり、自炊をしたり。
仕事が終わったあとも、すぐに自分の時間になります。
以前は帰宅するだけで疲れ切っていましたが、今はブログを書いたり、本を読んだりする余裕があります。
私がミニマリストの暮らしを続けられているのも、この働き方との相性が良いからだと感じています。
▶︎ 関連記事:ミニマリストのお金に対する考え方
https://solori.sunairo.life/minimalist-money-truth/
5. 「仕事」と「暮らし」がつながるようになった
以前は、
「仕事」と「プライベート」
を完全に切り離して考えていました。
でも今は違います。
働き方が変わることで、暮らしも変わりました。
暮らしが整うことで、仕事への向き合い方も変わりました。
キャリアブレイク中にミニマリストの暮らしを始めたことで、「生活を整えることは、人生を整えることなんだ」と実感しました。
仕事だけを頑張っても、暮らしが乱れていたら心は疲れてしまいます。
今は、そのバランスを大切にしています。
6. 「会社員が向いていない」という思い込みがなくなった
キャリアブレイク中は、起業も本気で考えていました。
「会社員という働き方自体が、自分には向いていないのではないか。」
そう思っていたからです。
でも、今の会社で働くようになって気づきました。
仕事内容は前職とほとんど同じです。
違うのは、
- フルリモートで働けること
- 尊敬できる人たちと仕事ができること
- 働き方に柔軟性があること
それだけでした。
環境が変わるだけで、仕事に対する気持ちはこんなにも変わるのかと驚きました。
7. 嫌だったのは「仕事」ではなく、「働く環境」だった
これが、フルリモートに転職して一番大きな気づきです。
私はずっと、「仕事が嫌なんだ」と思っていました。
でも、本当は違いました。
嫌だったのは、
会社という組織。
毎日の通勤。
長い拘束時間。
尊敬できない上司。
納得できない評価制度。
そうした働く環境だったのです。
だから、環境が変わると、同じ仕事でも感じ方がまったく違いました。
もしキャリアブレイクを経験していなかったら、このことには気づけなかったかもしれません。
キャリアブレイクについては、こちらの記事でも詳しく書いています。
▶︎ 30代でキャリアブレイクを経験した私が感じたこと
また、キャリアブレイク中に実際にやってよかったことは、こちらの記事にまとめています。
▶︎ キャリアブレイク中にやってよかったこと7選
「会社を辞めたい」と思ったら、一度考えてみてほしいこと
もし今、「仕事が嫌だ」「会社を辞めたい」と思っているなら、一度だけ立ち止まって考えてみてほしいことがあります。
本当に嫌なのは、仕事でしょうか。
それとも、今の働く環境でしょうか。
もちろん、すべての人にフルリモートが合うわけではありません。
出社だからこそ働きやすい人もいます。
大切なのは、「どんな働き方が正しいか」ではなく、「自分にとって心地よく働ける環境はどんな場所なのか」を知ることです。
私はキャリアブレイクを通して、その答えを見つけることができました。
今振り返ると、あの9か月は仕事を休んでいた時間ではなく、自分の暮らしや価値観、そして働き方を整えるための時間だったのだと思います。






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