長年憧れていたヨーロッパ一人旅。ハンガリー・ブダペストから始まった一ヶ月の旅の、2カ国目がオーストリア・ウィーンでした。ここでは、実際にオーストリア・ウィーンでやってよかった7つのことを、振り返りながら紹介します。訪問は2025年なので、価格やアクセスなどの実用情報は当時のものです。最新情報は公式サイト等でご確認ください。
ヨーロッパ一人旅全体の記録は、こちらの総集編にまとめています。
オーストリア・ウィーン女子旅で、実際にやってよかった7つのこと
1. マリア=テレジア広場からホーフブルク宮殿へ、ハプスブルク家の栄華を歩く
マリア=テレジア広場に立つと、両脇に並ぶ博物館群の堂々とした佇まいに、ウィーンの文化の厚みを感じました。そこから歩いてすぐのホーフブルク宮殿は、ハプスブルク家の栄華を象徴する宮殿。歴史の重みが視覚的に迫ってくるようで、しばらく足を止めて眺めてしまいました。
2. 英雄広場で、開放感と歴史の重みを同時に感じる
緑の芝生の中に騎馬像が立つ、開放的な英雄広場。ただここは、1938年にナチス・ドイツによるオーストリア併合演説が行われた場所でもあります。何も知らずに歩くと美しい広場としか思えないけれど、知って歩くと、単なる観光地以上の重みを感じる場所でした。
3. カールス教会とシュテファン大聖堂、対照的な美しさの教会めぐり
白い壁に緑のドームが映える、華やかなバロック建築のカールス教会。その前ではしばし座って眺め続けてしまうほどでした。一方、街のシンボルであるシュテファン大聖堂は、色鮮やかなモザイク模様の瓦屋根が特徴的。中に入ると、時間が止まったように感じられるひとときでした。
4. マルガレーテン通りで、ローカルなビンテージショップを覗く
観光名所だけでなく、マルガレーテン通りのようにビンテージショップやローカルブランドのショップが多く立ち並ぶエリアも歩いてみました。ドナウ川沿いの住宅街には、スプレーアートが点在する静かな通りもあって、ガイドブックには載らないウィーンの一面に触れられた時間でした。
5. ユネスコ無形文化遺産のソーセージスタンドと、ナッシュマルクト市場で「素顔のウィーン」を味わう
2024年にユネスコ無形文化遺産に登録されたソーセージスタンドでは、名物の「ケーゼクライナー」(チーズ入りソーセージ)を。噛んだ瞬間に肉汁が溢れ出るジューシーな一本でした。「ウィーン市民の台所」とも言われるナッシュマルクトでは、ガイドブックに載る名所とは違う「ウィーンの素顔」に触れられた気がします。
6. レオポルド美術館で、エゴン・シーレの緊張感に浸る
真っ白な空間に、シーレ特有のねじれた線や鋭い視線を持つ作品が並び、歩いているだけで緊張感が漂う——その強烈な存在感に、目を離すことができませんでした。1917年以降のシーレの女性像は、初期のアンバランスな身体の強調から、後期の丸みや肉体感へと確かに変化していて、その分「個性を失い、観察者の視線に応えるための類型的な存在へと変わった」という見方があることも、展示を通して知りました。彼が母の故郷チェスキー・クルムロフの街を「重要なインスピレーション源」にしていたという話も印象的でした。
7. ベルヴェデーレ宮殿で、クリムトの《接吻》と対面する
街そのものがまるで美術館のような、それがウィーンで一番強く感じたことでした。中でもベルヴェデーレ宮殿は、入って驚くのはとにかく豪華な館内。天井に描かれた壮麗なフレスコ画に圧倒されているうちに、展示室でクリムトの《接吻》(1908年)と対面しました。金色の輝きに包まれたカップルの姿が目に飛び込んできた瞬間は、今でもよく覚えています。「展示作品だけでなく、美術館そのものが芸術作品」だと感じたのも、この宮殿ならではでした。
正直に書いておくと、失敗もありました。オンラインで事前購入したのですが、最初安かったので間違えて下宮のチケットを買ってしまったこと。それから、スーツケースや大きなバックパックを持っていると美術館に入ることすらできないので要注意です(これもやらかしました笑)。これから行く方は、上宮・下宮のチケットの違いと荷物の預け先だけ、事前に確認しておくと安心だと思います。
まとめ|ウィーンは、街全体が美術館のようだった
宮殿も、教会も、市場も、美術館も、振り返ってみるとウィーンという街全体が一つの美術館のようでした。オーストリア・ウィーンへの女子ひとり旅を考えている方の参考に、少しでもなれば嬉しいです。







コメント